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2006.09 プルフンティアン島とKLクアラルンプール

久し振りに素朴な雰囲気の残る島に行きたくなり、夏休みにマレーシアのプルフンティアン島行きを決定。
成田発着の安い航空券がなかったので、初の試み、中部国際空港(セントレア)発着便を利用することに!
前回の訪プルフでは素通りしてしまったコタバルにもちょこっと立ち寄り、首都クアラルンプールで蝦麺を食す。
大好きなマレーシア、大好きなプルフンティアン再訪の旅です。

 

1日目 2006年9月16日(土)  成田がダメなら・・・
9月半ばに夏休みを取ることが決まったのは8月の終わり。
行き先が決まったものの、既に成田発の安い航空券はクアラルンプール、バンコク便とも完売状態。
でも日程をずらしたくなかったので、仕方なく中部国際空港(セントレア)発着の便を利用することにしました。

移動時間も費用もかかるけど、のぞみに乗れるのでちょっとウキウキ♪ 初のぞみ&初名古屋です。
実際、セントレアまでは3時間弱もかかったので、ホントにちょっとした旅行でした。

空港でチェックインをしたらなんと!
ダブルブッキングの為、ビジネスクラスでクアラルンプールまで行けることになりました♪
幸先が良いスタートに気分も上々です!

セントレアからクアラルンプールまでは約7時間のフライト。(11:00発−16:50着)

プルフンティアン島へ行くにはクアラブスッ(クアラブス) Kuala Besut からボートを利用しますが、アクセスのいいコタバルまで今日中に移動してしまいます。

今回、コタバルへの移動はエアアジアを使うことにしました。
その為、LCCT(エアアジアが発着する専用ターミナル)まで移動(※注)しなくてはいけないのですが、バス乗り場の案内はあるものの、迷ってなかなか辿り着けません。
空港内で働いてる人に何度か聞いてやっと辿り着くことができました。

バス乗り場への案内(ピンク枠の中)

左の枠内の案内表示を拡大したもの
注:エアアジアの国内・国際線は、LCCT(格安航空会社専用ターミナルのことで、Low Cost Carrier Terminalの略)発着になります。
利用者はKLIA(クアラルンプール国際空港)メインターミナルから20Km離れたLCCTまで移動しなくてはいけません。

逆にエアアジアから他社(格安航空会社以外)の便へ乗り継ぐ場合も同様にKLIAへ移動しなければいけません。

KLIA〜LCCT間の移動にはシャトルバスを利用するのが安くて一般的です。
所要時間は約20分、料金はRM1.5。

エアアジアのHPで詳細を確認できますが、現在はトップページにリンクされていないので、Informationの「マレーシアの旅行情報」でも簡単に紹介しておきます。
バス乗り場への行き方はこちらをチェックして下さい。


ターミナル内はスッキリした造りになっていて、マクドナルド、アジアンキッチン、ザ・コーヒービーン等の飲食店や両替所、交番、バスやタクシーのチケットカウンターがあります。
同行者のToboがThe Coffee Beanでコーヒーを買いましたが、1杯RM(マレーシアリンギットの略)8.5もしたのにはビックリです!

手前が両替所、奥が交番

奥に写っているのがバス・タクシーのチケットカウンター

国内線ゲート

国際線ゲート

さすがに国際線のゲートはセーフティーチェックもしっかりしています。
でも、どことなく穏やかな雰囲気です。

国内線待合室

国内線待合室の売店
エアアジアはよく遅れるというクチコミだったけど、30分程度の遅れで済み、21:40にはコタバルに到着できました。

飛行機を降りると、あまりの空港の変わりようにビックリ。
コンクリートで壁と屋根を作っただけの空港、といった感じの面影はもうどこにも無く、少し寂しい気も・・・

宿泊先は押さえてなかったけど、とりあえず空港で市内までのタクシーチケットRM20を購入し、目星を付けていたKBバックパッカーズロッジに行ってみることに。
タクシー料金はAC付きかどうかで値段が違い、AC付きはRM35、AC無しはRM20です。

早速KBロッジで部屋の確認をすると、ちょうどダブルのAC付の部屋が空いていたので即決。
料金はRM35。

レセプションで会った長期滞在中の日本人女性と一緒に食事することになり、5分程歩いたろころにある屋台街で牛肉の煮込み(カレースープ)ライス付きRM4とスプライトRM1.5を。
もちろんお酒類は売っていないので我慢。

食後は彼女と別れ、ロッジ向かいの7イレブンで水とおつまみになりそうな物やアイス等を購入し、部屋で一杯。

 

2日目 2006年9月17日(日)  コタバルをプチ散歩&プルフンティアン上陸

6年前に来た時は朝一の便でコタバルに着き、その足でプルフに移動してしまった為、町の様子は一切知りません。
出発まで2時間半しかないけど、とにかく荷物を預けてセントラルマーケットの方へ歩いて行ってみます。

セントラルマーケットの横に屋外の市場があったので、そっちを先にのぞいてから屋内の市場へ。
屋外の市場に
はフルーツ、屋内の市場には野菜やお惣菜、色とりどりのスイーツ、日用品等が所狭しと並べられていました。

3階建ての吹き抜けになっていて、上の階から1階を見下ろした写真がよくガイドブック等に使われていますが、このページでは屋内の様子と外観の写真を紹介しておきますね。

マレー語そんなに分からないのにマレー語で聞いたのがそもそも間違いなんだけど、「これ何ですか?」って聞いたらお店のお母さんが何やら答えてくれて、私が理解していない様子を見ていた周りのお母さん達が必死になって説明してくました・・・ ホント、皆人が良いんだよね〜

結局私達はドリアンジャムやミートソースとキュウリが入った揚げパン4個とアミの佃煮の様なものが入ったチマキを買って全部でRM1(約30円)。
移動の前に昼食を済ませてしまおうと、セントラルマーケットを出て食事することに。
今日のお昼はナシアヤム Nasi Ayam に決定!!
しじみの様な貝のスープが付いてきたのですが、めちゃくちゃ美味しかったです。(念の為、貝には手を付けませんでしたが・・・)
ゆっくりしているとボートに乗り遅れるので、食べ終わったら早々に席を立ちます。

ちょっと歩くとまたセントラルマーケットの前に。
あ、因みに英語の"Central Market"なんて表記はありません。
建物上部に"PASAR BESAR SITI KHADIJAH"と書いてありますので、参考まで。

トライショー

セントラルマーケット外観
マクドナルドで気になる看板を発見!
"Baru"と書いてあるので、新メニューみたい。
スパイシービーフフォルドオーバーとグリルチキンフォルドオーバー。
美味しそうだったからずっと気になっていて、結局KLでビーフを購入(cf. 9/22
KBロッジまでは右の写真に写っている鉄塔(テレコムの電波塔?)を目印にすれば、地図を見なくても辿り着けるのですごく楽です♪

近くまで来たらAZAM PHOTOの大きな看板を目印に。(写真下)
AZAM PHOTOの左脇の階段を上るとレセプションがあり、客室は更に上の階に。
KBロッジに戻って来ると、あっという間に11時半を過ぎていました。

チェックアウトしていると、「前に会ったことあるよね」と男の人に声を掛けられました。
「えっ?私?」ときょとんとしてると、「名前は忘れちゃったけど、僕がプルフンティアンで働いてる時に来たよね?覚えてるよ」と言われ、まじまじ顔を見ると・・・
「あーっ!! カーリッド? 坊主頭になってるからわからなかった〜」
彼は6年前プルフでお世話になったIBIシャレーのマネージャー。
まさかこんな所で再開するとは!
今はクチル Kecil のロングビーチのシャレーで働いているそう。

そうこうしていると「もう下にタクシーが来たよ」と。
運転手はレセプションにいたお兄ちゃんのお父さんで、彼も私達と一緒に降りて来てくれ、行き先等をお父さんに最終確認してくれました。

クアラブスッの桟橋までのタクシー代はAC付きでRM35。(AC無しはRM32)
所要時間は約1時間ですが、「間に合わないといけないから」と、お父さんがガンガン飛ばしてくれます。

タクシーを降りると、ボートのチケットを買うために桟橋近くの旅行代理店を見て回ります。
結局片道RM30でチケットを購入し、ひと休み。
時刻は既に13:30近くになっていました。
しばらくすると、ボートが出ると言うので
荷物を持ってボートへ乗り込みます。

前回同様ブサールのメインビーチに滞在する予定ですが、今回はアブドゥルシャレー Abdul Chalet を当たってみるつもりです。

← いよいよプサールも近くなり、ボートからアブドゥルが見えてきました。

→ アブドゥルの左には政府関連の建物が新たにできていました。
まずは部屋の空き具合を確認する為レセプションへ。
運良くシービューの部屋が1泊RM70(※注)で空いていたので即決しました。
前回来た時、私はビーチフロントに宿泊していたのですが、ガーデン(山側)に宿泊していた人達があちこち蚊に刺されていたのを見ていたので、部屋は海側!と決めていたのです。

注:料金は2006年当時のもので、現在(2009年)は部屋の改装を行い、ガーデン以外はAC付きとなった結果、ビーチフロントの料金は約2倍〜に変更されました。
山側のガーデンルームはAC無しのファンルームのままですが、内装がきれいになったことでこのページで紹介したビーチフロント料金とほぼ同額になってしまいました。
4泊5日の滞在中ダイビングができるのは3日しかないので、早速ダイビングを申し込みに行きます。
お世話になるシーホースダイブセンター Seahorse Dive Centre は、午前・午後2本の内、希望に合わせて1日2〜3本潜るスタイル。
6年前に来た時、張り切って全ての日に4本潜るサインをしたら、「そんなにがっつかないで、もっとリラックスして潜ろうよ。毎日4本も潜ったらこっちがバテちゃう(笑)」って言われちゃいました。

途中、IBIシャレーがあった所にツナベイアイランドリゾート Tunabay Island Resort というリゾートができていました。
リゾート前にビーチチェアとパラソルをいくつも並べ、そこだけ異空間。
まるでどこかのリゾートアイランドさながらの光景に、正直ガッカリ・・・
プルフの最大の魅力だった素朴さは影を潜めつつあり、魅力半減です。

部屋に戻ってベランダから海を眺めているとあっという間に時間が経ってしまい、夕食を頼みにアブドゥルのレストランへ。
部屋で食べても良いか確認するとOKが出たので、ベランダで夕日を眺めながらお酒とご飯を楽しむことに。
オーダーしたのは、前回着た時にアブドゥルのレストランで初めて食べたナシパタヤ Nasi Pattaya と、殻付きの大きなエビが入ったプラウンカレー Prawn Curry にスプライト。

冷たいビールを買って来て、乾杯♪

スプライトRM2.5、プラウンカレーRM10、ナシパタヤRM5

 

3日目 2006年9月18日(月)  久し振りにプルフンティアンでダイビング
プルフでのダイビングは久し振り。
今日は午前2本、午後1本潜るようです。

潜ったポイント
■1本目 トコンラウ (Tokong Laut)
■2本目 バトゥーラヤー (Batu Layar)
■3本目 ディーラグーン (D'Lagoon)

透明度が高いから良い、低いから悪い、ということではないけれど、1本目に潜ったトコンラウの透明度は悪かった・・・
2本目からはまあまあの透明度。
去年の旅行の時にデジカメが壊れ、新しいのを買ったばかりだったので、初日の今日はカメラを持たずに潜ります。
夜はココハットシャレー Cocohut Chaletのレストランへ行ってみました。
砂地に張り出したテラスの様な造りで、丈夫且つきれいに建て替えられて今ではしっかりとならされた砂が足元を固め、「いつか崩れそう・・・」と心配していたのが嘘の様。

もちろんビール以外のお酒は無いので、バーボン持参でグラスと氷をもらいます。

サンバルトゥミス

ベジタブルカレー

 

4日目 2006年9月19日(火)  マレーシア人のような日本人、日本人のようなマレーシア人
本当は1日2〜3本潜りたいのに、残念ながら今日はお昼前に1本しか潜らないそう・・・
ダイビングフィーがとても安いプルフの中でもシーホースのフィーは更に安く、1日1本しか潜れないのは残念。

潜ったポイント
■1本目 ティースリー (T3)

T3というのは通称で、本当のポイント名はTerumbu Tiga。
Terumbuは岩礁、Tigaは数字の3という意味で、これを縮めてT3と呼んでます。
ふと海底を見ると、大きなゴマモンガラ(プルフにはうようよいます)が海底に横たわって身動きひとつしないので、死んでるのかと思ったら、おとなしくクリーニングしてもらっているところでした。
カクレクマノミの子供 ピントが合ってないけど表情が可愛いかったので 鮮やかなイソギンチャクの色がとてもキレイ

部屋に戻る途中、メインビーチにもう1つあるダイビングサービスのスキューバホリック Scubaholic の手前を歩いていると、店先の椅子にまるで主の様に座っている人が。
なぜか何度も目が合い、「何だ?ダイビング前に通った時もいたよな」と近くまで来た時によく見てみたら・・・
私:「ん?! トモさん?」
主:「やっぱHozuさん?さっきからなぁんか似た人が歩いてるなーって思ってたんだよねー」

まさか日本人だとは思わなかった! てっきり現地の人(マレーシア人)だと思ってたのにトモさんだったとは!
トモさんとは6年前に初めてプルフで会い、その後トモさんのお友達と合流して一緒にトレンガヌに行って以来、忘れた頃にたまに連絡を取ったりしている仲。
まだお昼を食べてないということだったので、一緒にお昼を食べにツナベイへ。

トモさんはその後毎年プルフに来ているそうで、ひとしきり話をした後、部屋に戻ってビーチでのんびりすることに。

ビーチに寝転んで、暑くなったらシュノーケリングで体を冷やす、を繰り返します。
ちぎったパンを水面に投げると、あっという間に魚達が寄って来て取り合いに。
夕方、トモさんと一緒にカマちゃんのお店にビールを飲みに行きます。
カマちゃんは"カマモト"といって、カマモトショップ Kamamoto Shop というお店をやっています。
"カマモト"といっても日本人ではありません、歴としたマレー系マレーシア人
以前はハガキや切手、お土産等を扱う雑貨屋さんの様なお店をやっていましたが、店構えも一新、雑貨は無くなり、ネットに接続できるPCを置いてビールも飲めるお店に変わってました。

 

5日目 2006年9月20日(水)  ガンガゼ vs 白人ダイバー
久し振りに牛乳を飲みたくなり、今朝の朝食は洋風のメニューとなりました。
トーストにソーセージと目玉焼き。
メニューに無いプレートだったから、きっとアレンジしてくれたんだな。。。

それにしても朝からこんな景色を見ながら食事ができるなんて、ホントいいよなぁ♪
潜ったポイント
■1本目 トコンラウ (Tokong Laut)9:50〜10:39
■2本目 シュガーレック (Sugar Wreck)12:13〜13:00
■3本目 ティースリー (T3)14:22〜15:13

1本目に潜るトコンラウは、プルフ周辺のダイブサイトNo.1の呼び名も高いポイント。
同じ時間に潜ったにもかかわらず、今日のトコンラウは一昨日の透明度の悪さが嘘のよう。
岩場の下にいたサメをガイドさんはバンブーシャーク(イヌザメ)とかナースシャーク(
コモリザメ)って言っていましたが、分布域から考えるとバンブーシャークなんでしょうか。(中断左 ピンボケでごめんなさい)
2本目のシュガーレックは、2000年から2001年にかけてのモンスーンシーズンに貨物船が沈み、そこがダイブサイトになったので、以前来た時はまだなかったポイント。

潜ってみると、日が悪かったのか、時間帯が悪かったのか、それともいつもこうなのか、、、 透明度が悪く視界が悪い。
その上「これでもか!」とばかりにあちこちガンガゼだらけで気を抜いているとブスッと刺さりそう。
そのガンガゼを「これでもか!」とばかりになぎ倒しながら進んで行く白人ダイバー。
しかもショーティー(半袖半ズボンのウェットスーツ)で!  恐るべし・・・
今日の3本目がプルフでの最後のダイビングとなる為、急遽トモさんと一緒に潜ることになり、トモさんがお世話になっているスキューバホリック(※注)を利用してT3を潜ります。
スキューバホリックのスタッフには日本人女性ガイド2名(ノリさん、ミキさん)がいて、希望すれば日本語でのブリーフィングもしてもらえますが、器材がボロいのが難。

注:現在(2009年)クチルの方はどうなったか分かりませんが、ブサールでは営業していないようです。
ダイビングの後は夕方までシュノーケリングを楽しみます。
下の写真は18時頃撮ったものですが、欧米の人達は暗くなるまでビーチでのんびりしています。
夜はご厚意でスキューバホリックの賄いにお邪魔させてもらった後、ツナベイのバーへと流れ込み皆で盛り上がりました。
バーというだけあってカクテルも一通りあり、バーボンもありました。
金額はカイピリーニャRM15にバーボンRM17とバカ高い!!
しかし持ってきたバーボンを持ち込むわけにもいかず・・・ 涙

 

6日目 2006年9月21日(木)  プルフンティアンからクアラルンプールへ
朝一でダイビングフィーを精算しに行き、カード払いにしたら、カードの読み込みに30分もかかってしまいました。
6本潜ってRM360。 安いでしょ?(以前はもっと安かったんですよ! 10本潜ると更に割安に。)
プルフ最後の朝なので、今朝はアブドゥルのレストランで朝食を食べることにしました。

レストランから望むクチル島

左奥がアブドゥルのショップ
チーズ&エッグサンドウィッチRM5とテータリ Teh Tali RM2.5をオーダー。

お世話になったベジータ(ドラゴンボールに出てくるベジータに似てたから勝手に命名。でも本人には内緒。)にお礼を言うと、「サマサマ〜 Sama-sama(どういたしまして)」とニッコリ笑顔。
今更ながら、ここで部屋の中を紹介しておきます。
シャレーは1棟2室ですが、階段とベランダは1部屋毎にあり、室内はAC無しのファン(ベッドの上の壁に扇風機が設置されてます。)、水シャワー、水洗トイレ付で、掃除も行き届いていて清潔でした。
ボートの時間は12時。
時間までまだ少しあるので、シュノーケリングして過ごすことにしました。
今日は快晴だから、水の中も一段と明るく感じられます。
こんな日に潜れないなんて・・・

そして少しでも長くここに居たいと思う私に、無情にもボートは時間通り到着し、本土のクアラブスッに渡ることとなりました。
途中、クチル島でも乗客を乗せ、出発から40分程でクアラブスッに到着。
ちょうどお昼時なので、コタバルの空港に向かう前に腹ごしらえをすることにします。
桟橋近辺の賑やかな所から少しだけ離れた場所にも飲食店があったので、そのうちの1軒でクェイティアオをオーダー。
一緒にルートビールかと思ってレッドブル Red Bull も頼んだのですが、もろ栄養ドリンク味でガッカリ・・・(当時はまだ日本でCMが流れてなかったのでレッドブルの存在を知らなかったのです。)

お腹が膨れたところで空港へ移動しますが、面倒くさかったので目に入った旅行代理店でタクシーを頼んでしまいました。
料金はRM55、所要時間は40〜50分。
車窓から外を見ていると、木曜だから学校が早く終わったのか、それともお昼を食べに帰るのか、たくさんの学生が歩いていました。

空港にはクランタン州の手工芸品の1つ、マレー凧が壁や天井に飾られていました。

17時発のエアアジアのフライトは、何と定刻どおりにコタバルを出発!
機体には可愛らしいイラストがデザインされていて、なかなか素敵です。(デザインは数種類あります)
定刻どおりに飛び立ったので、KL到着も予定通りの17:55頃。
飛行機を降りてからターミナル棟までは自分で歩いて移動します。

LCCTからKLセントラルまでは、RM9という低料金が魅力的な、エアアジアが運営するスカイバス Sky Bus を利用しました。
KLIAまで移動しなくて済むし、安いのは良かったけど、速度が上がらずに途中で何台もバスに抜かれていきました。

KLでの宿泊先は美しいイスラム様式が目を引くイスタナホテル Hotel Istana Kuala Lumpur 。
道を隔ててモノレールの駅があり、ブキッビンタンエリアやKLCCも徒歩圏内という好立地に建つにもかかわらず、安くて部屋も広い、私のお気に入りのホテルです。
今回はエアアジアのホテル予約サイト、go holidayで予約をしておきました。 1泊RM235。


KLセントラル駅に横付けしたバスを降り、KLモノレールで最寄駅のラジャチュラン Raja Chulan へ。 料金RM2.10。
駅とホテル周辺はいつもクリスマスさながらのイルミネーション。

イスタナホテル(左)

イスタナホテル前から見えるKLタワー

イスタナホテル前から見えるKLCC

ひと息ついたところでビールと夜ご飯を買いに出掛けます。
ロット10の近くの7イレブンでビールRM8.20を買い、ホテルに戻る途中の屋台でカレーとご飯を買いました。
前に
来た時よりキレイになって少しあか抜けた感じになってました。
持参のバーボンが無くなり、ルームサービスでジャックダニエルRM28を頼もうとしたら、お酒を飲む習慣の無い人には"ダブル"だとか"ロック"と言っても通じず、氷をもらうのもひと苦労。


チキンマサラ Chicken Masara

マトンカレー Muton Curry

ビリヤニ? Biryani

カールスバーグ社製のマレーシア国産ビールで、 "GINSENG"と書いてあるとおり黒ビールに高麗人参が入っています。  

このサルシ、いろんな国で売られてる様ですが日本人の口に合わないらしく散々な言われ様。ToboもNGと言ってました。

ダブルが通じず結局シングルを1杯ずつ頼むことに。
「どうせ飲むんだから」と4杯×2人分を一度に頼んだら、ジャックダニエルのグラスだらけになったトレーがやってきました。
私ってば前回泊まった時も同じことしたよな(笑)

 

7日目 2006年9月22日(金)  クアラルンプール観光 1日目

チビチビ飲んでたらいつの間にか朝になってしまいました。

Toboも7時半頃起きてきて、まだ飲んでる私を見て驚きつつも、つられてビールを飲み始めました(笑)

グリーンの缶はバロンズというシンガポールのビールで RM8.2。
黄色っぽい缶の方は、昨夜飲んだロイヤルスタウト同様カールスバーグ社製でRM6.8。
どちらも7イレブンで購入。

しばらく飲んだ後、少し横になってから昼過ぎにぷらっと出掛けてみました。

スルタンイスマル通りに沿ってロット10を過ぎ、突き当たりのインビ通りを右折してタイムズスクエアへ。
イスタナホテル向かいのラジャチュラン駅からKLモノレールを使ってインビ駅で下車すれば直ぐですが、街並みを眺めながらJalan Jalan(ぶらぶら歩き)。 約20分のお散歩です。


ベルジャヤタイムズスクエア


奥から手前に走るスルタンイスマル通りと左右に走るインビ通り

パークロイヤルホテル
クアラルンプールはここ数年で目覚しい変化を遂げています。
'97年に訪れた時には、ペトロナス・ツインタワー('98年完成)もスリアKLCCもまだ工事中でした。
'00年に再訪した時も、KLIAエクスプレス('02年4月運行開始)、KLモノレール('03年8月運行開始)、タイムズスクエア('03年10月オープン)も、まだ工事中若しくは存在していませんでした。
なので今回は「ちょっと様子を見てみよう」ということで、タイムズスクエアまで足を伸ばしてみることにしたのです。

中に入ってみると、オープンから月日が経っているのに、まだ空いているテナントもチラホラあったりなんかして・・・

インビ通りに面した地上階のエントランス

エントランスを入ったところ
20分程ベルジャヤタイムズスクエアの中を見た後、KLモノレールに乗ってマハラジャレラ Maharajalela で下車。
チャイナタウンまで歩いてきたところでひと休み。
福建蝦麺(ホッケンプラウンミー)食べたくて探したんですが見つからず、蝦麺(プラウンミー) Prawn Mee で遅めのお昼。

冷たいジュースで暑さが少し引いたところで、独立広場(ムルデカスクエア) Merdeka Square 目指してまた歩き出します。
通り沿いのお店や建物を見ながらしばらく歩いて行くと、独立広場の南側に接する交差点に出ました。
この交差点の四つ角には独立広場はもちろんのこと、織物博物館や歴史博物館、広場向いにはムーア建築様式が美しいスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(最高裁判所)などといった建物があり、目を引きます。
また、独立広場でひときわ高く国旗が掲揚されている塔は、高さが100mもあり、世界一高い掲揚塔(※注1)だそうです。
この他にもこの周辺には、クアラルンプールという地名の由来(※注2)となったクラン川とゴンバック川の合流点や、マスジッドジャメ Masjid Jamek 、インド人街、セントラルマーケットなど、1度くらいは見ておきたい所が点在しています。

注1:'09年時点で調べてみたら、高さ160mの掲揚塔が北朝鮮にあるらしく、こちらが世界一だとか。
注2:マレー語でKualaは河口(ここでは川と川が合流するところという意味に取るらしい)、Lumpurは泥という意味で、つまりクラン川とゴンバック川が合流する場所のことを指します。
19世紀中頃、ここに小さな集落ができ、クアラルンプールの始まりとなりました。


交差点の手前左は織物博物館、奥が歴史博物館。
歴史博物館の更に奥(隣)には記念図書館が。


交差点の右奥に広がる独立広場。オレンジの屋根はロイヤルセランゴールクラブ。
カーソルを乗せるとロイヤルセランゴールクラブが拡大表示されます。

独立広場の国旗掲揚塔

S・アブドゥル・サマド・ビルとラジャ通り

マスジッドジャメ

セントラルマーケット

セントラルマーケット2階のソンケット屋のお兄さんは大の日本製ジーンズ好き。
Made in Japanのリーバイスについて熱く語っていました(笑)

お店で扱っているソンケットがトレンガヌ製か聞いてみたところ、商品はトレンガヌにいる彼の家族が織っているものだそう。
ソンケットはトレンガヌの伝統工芸品で、金糸や銀糸を使ったとても手の込んだ織物なので、バティックと比べると値段も張ります。
どうせ買うならやはりトレンガヌ製のものがいいと思って聞いてみたんです。
迷った結果、写真の色違いをToboが1枚購入することに。

セントラルマーケットでお土産を買った後は、お酒と夜ご飯を買うため、ブキッビンタンへ。

コタバルで気になっていたスパイシービーフフォルドオーバーのポスターに吸い寄せられ、ロット10の対角にあるマクドナルドへ。
決して安くないけど、ずっしりビーフが入っていて大満足。
ポテトにはもちろんケチャップではなくチリソースを選択!

お酒はロット10に入っている伊勢丹の地下食料品売り場で調達します。
日本酒やワイン、スピリッツなどが置いてあり、いろいろ物色してたらなんと、マレーシア産のウィスキーを発見!
早速飲んでみることに。

中身を撮るの忘れました・・・

マレーシア産ウィスキーRM27
ご飯は久し振りにKLプラザのフードコートで買うことにしました。
ペナンラクサとマレー系の人が作るローストバージョンのナシアヤムです♪

 

8日目 2006年9月23日(土)  クアラルンプール観光 2日目
とうとう帰国する日になってしまいましたが、帰りの便は23:45発とまだまだ時間があります。
ですが1度チェックアウトしたらもう部屋でゆっくり休むことはできないので、12時ギリギリに部屋を出ます。
アレ?・・・ そうじゃなくてもチェックアウトはいつもギリギリ(むしろ時間過ぎてる?)でした(笑)
精算を済ませたら、荷物を預けてまずはKLCCへ向かいます。




ホテルを背にし、目の前のスルタンイスマル通りを左へ10分弱歩くとPラムリー通りとの交差点に出ます。
この辺りは、左を見ればKLタワー、右を見ればペトロナスツインタワーがばっちり見えるポイントです。

この交差点を右折してPラムリー通りへ。
通り沿いは観光客受けしそうなバーやレストランが新たに軒を並べ、夜は賑やかなエリア。
更に10分弱歩くと、やがてツインタワーが目前に迫ってきます。

ツインタワーの41・42階には、タワー1とタワー2を結ぶスカイブリッジが架けられ、月曜を除く毎朝8時から配布される整理券をもらえば無料で見学できます。
4階にはペトロサインスという科学館や、オーケストラホール、隣に建つコンベンションホール地下には、全長90mの水中トンネルを有する水族館があります。

タワー右下に建つクリーム色の建物(下の写真中央)が、高級ブランドショップや伊勢丹、紀伊国屋書店、映画館などが入っている、スリアKLCCの入り口です。

時計を見ると、もう13時。
腹ぺこToboの希望で、着いた早々、地下のフードコートでナシルマッやカリーパフを買ってブランチ。

さっきブランチしたばかりなのに、またしてもToboが「お腹が空いた」と言うので、4階のLittle Penang Cafeに入ることに。(写真はプラウンミー)
Toboの腹ごしらえも済み、その後は気兼ねなくKLCC内を散策。
店舗数が多いので2、3時間なんてあっという間に過ぎてしまいますが、そろそろKLタワーに移動することにします。

というのも、ペトロナスツインタワーからも市街を展望できますが、私のお勧めはやはりスカイブリッジよりも100m高い所から360度景色を見渡せるKLタワー。
そして暗くなる少し前の夕方(18時半頃)行くことをお勧めします。

日本語の案内テープを貸し出しているので、それを聞いたり写真を撮ったりしながらしばらく待ちます。
すると次第に辺りが薄暗くなってきて山の稜線に靄がかかり、高層ビルにライトが点灯し始め、街全体が夜の顔へと変化していく様を見ることができます。

18時半過ぎの様子

19時過ぎの様子
時間とお金に余裕があれば回転式展望レストランで夜景を楽しみながらの食事もいいかもしれませんね。
ですが今回は数多くの屋台が集まるジャランアローにも行きたかったのでそちらで夜ご飯。

最初にサテーを頼んだのですが、屋台のお母さんの反応がなんか変・・・
それもそのはず、出てきたお皿はサテーがてんこ盛り!!
1本分の値段が看板に書いてあると思って4つ頼んだのですが、実は1皿4本分の値段だったんです。

写真はカレー3種(ビーフ、チキン、マトン)と大きな牛肉の塊がゴロゴロ入ったトムヤムスープ。

まだ帰りたくないんですが、飛行機の時間もあるので預けていた荷物を取りにホテルへ。

マレーシア航空利用者なら通常2時間前までに空港で済ませなくてはいけないチェックインがKLセントラル駅でできるので、その分時間に余裕ができ、その上チェックインカウンター横からKLIAエクスプレスで空港へ30分で行けてしまうのでとっても便利。

23:45発の飛行機だったのでその2時間前にKLセントラルでチェックインするとちょうど21:45発のKLIAエクスプレスがあり、それに乗ってあっという間に空港到着。

KLIA Expressの車内

空港内のKLIA Express乗降口

空港内の

 

9日目 2006年9月24日(日)  成田へ
7時半、予定通りに名古屋に到着。
明日から仕事もあるし、名古屋見物はせずこのまま帰ることにしました。
これで今年の夏休みは終了。
来年はどこに行こうかな・・・